1-2. スペイン語は難しい?

ピラミッドの一段目を敷き詰めるためのセメントの話…を始める前に、スペイン語は「難しい言葉」か? という事について少し書きます。

発音から言うと、日本語のアイウエオと殆ど同じ5つの母音を持つスペイン語、そして母音の多いスペイン語は、日本人にとって「取っつき易い」言葉です。

でも始めてみると案外難しい? 特に文法はかなり複雑?? とりわけ、大半の日本人にとって一番馴染みの深い外国語である英語に比べると…

でもそれは、実は英語って易しい言葉だからだ(…と言いつつ当人、スペイン語に比べるとまるで喋れませんが…)
英語の文法は世界の様々な言語の中でも、多分かなりシンプルな部類に入り、だからこんなに広まった、とも言えるのです。
スペイン語を含むラテン語系の言語は、一般に文法が英語よりも複雑。
名詞にも男性名詞と女性名詞があったり、動詞の時制や活用形は英語の数倍ありそうだし…
でも別の面では、英語よりも文法が整理されていて、英語では表せないニュアンスを表現する事ができる…

勿論、スペイン語を勉強するに当って、英語や英語との比較が参考になる事もない訳ではない。けれど、その「難易度」を英語と比べちゃダメなのです。全く違う言葉なのだから。
それは英語と日本語とどっちが難しい(或いは易しい)か? というようなもので…スペイン語のネイティブにとっては、スペイン語が一番易しいのですヨ…

もしあなたが、これからスペイン語を始めようとしているなら、英語や日本語をどれだけ忘れられるか、というのもひとつのポイントです。

そして、もしあなたが、既にスペイン語を勉強していて、スペイン語は「英語と随分違ってる…」「思ったより難しい」と感じて挫折しそう(?)になってるなら、何故スペイン語を始めようと思ったか、それを思い出してみて下さい。
日本ではマイナーなスペイン語に自分から興味を持ち、スペイン語をやってみようと思ったあなた、その一番の理由は「それが易しい」からではなかった筈です。

ちなみに、管理人自身がスペイン語をやって一番良かったと思う事、それはスペイン語を知る事によって、新しい世界、そして多分それまでは知らなかった自分を知る事ができたという事です。

人間は考える時に言葉を使う。
という事は、人の考えは知ってる言語によって規定されてしまう面があるという事で、スペイン語を学ぶという事は、日本語でも英語でも表現できなかった自分を表現できる可能性に繋がっている。
と同時に、スペイン語はラテン語から派生した言葉なので、スペイン語を始める事は、同じラテン語系の言語世界(フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ルーマニア語)への入口に立つ事でもある。

勿論こういった事は長い年月をかけて分かる面があり、勉強を始めたからと言って即座に、且つ明確に意識できる事ではないかもしれません。
でも世界の中心は日本でもアメリカでもイギリスでもない。もっと沢山の国があって、もっと沢山の言葉がある。
そういう言葉のひとつを勉強する事は、もっと広い世界に繋がっている、あなたの中の未だ知らないひとつの扉を開く可能性に繋がり…それはきっと、どこか「ワクワクする」ような感じの筈です。

…という訳で、最初の問い:「スペイン語は難しい?」に対する答は、「そうね、多分、スペイン人にとっての日本語と同じくらい…」って事です。

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