1-11. スペイン語の「あいうえお」 その7

先ずはふたつ前の記事の終りに書いた、ヒント1&2から。

ヒント1は「日本語の「あいうえお」にあって、スペイン語の「あいうえお」に出て来ないものは?」というのでしたが…

以下、≪スペイン語の「あいうえお」 表≫を参照しながら読んで下さい。

結論から言うと、ヒント2に並べた単語は全て、スペイン語式ローマ字では表記できない音、言い換えるとスペイン語にはない音を含んでいる(*)。例えば…

1.≪つ≫

2.「ざ行」の≪ざ≫≪ず≫≪ぜ≫≪ぞ≫、つまり≪じ≫以外全部

※スペイン語の≪z≫は[θ]の音であり、更に地方や国によっては[s]と同じになる。
※日本語の≪じ≫は音声学的(?)には「ざ行」の音ではない。)

3.「や行」の全ての音

※スペイン語の≪y≫は「や行」ではなく「ジャ行」の音になる。

4.そして日本語では「や行」の字を小さくした≪ゃ≫≪ゅ≫≪ょ≫を使って書く、「きゃ行」「ぎゃ行」「しゃ行」「ひゃ行」「ぴゃ行」「びゃ行」「みゃ行」「りゃ行」の音

…これらは所謂拗音ですが、スペイン語に拗音が全然ないのではなく、「じゃ行」「ちゃ行」「にゃ行」などは該当する子音がある。しかも日本語と違って、5つの母音が揃ってる訳です。

ここで: 「にゃ行」の「い列」は「に」ではない

スペイン語には「な行」と「にゃ行」の両方が、母音全てに対してある訳で、「にゃ行」の「い列」は≪に≫ではなくて≪に≫?

≪に≫と≪に≫、つまり[ñi]と[ni]の発音を区別するのは、日本人には難しい。但し、≪ni≫か≪ñi≫かの違いだけで後は全く同じ綴り、などという単語はないので、≪ñi≫を日本語の≪に≫の発音で代用しても、理解して貰える。

そして≪ni≫と≪ñi≫の違いを耳で聞き分けるのは、言い分けるよりも更に難しく、日本人には殆ど無理。どっちも「に」に聞こえてしまう。(…という事はですね…≪~ni~≫って言ってるみたいに聞こえるのに、辞書を引いてもそんな言葉が出て来ない…という時に、≪~ñi~≫で引いてみると出て来たり!するのです。これ、経験から…)

で、スペイン語にはない音は、とりあえず日本語のローマ字表記をそのまま使って、とにかく一応、ヒント2の単語を書いて行ってみると…

病院→byoin、美容院→biyoin…ふむ…京都→Kyoto(又は Kioto)、東京→Tokyo(又は Tokio)、特許→tokkyo…(・・?…九州→Kyushu…う~む…鳥取→Tottori…(・・?…じゃんけん→yanquen(又は llanquen)、夕焼け→yuyaque…(・・?…まいっか、続けよ…座布団→zabuton、雑巾→zoquin、百円→hyacuen(又は hyakuyen)、脚立→kyatatsu、旅行→ryoco…う~ん…活発→cappatsu、健康→quenco、結構→quecco…(・・?…牛丼→gyudon、柔道→yudo(又は lludo)、学校→gacco、括弧→cacco、格好→cacco…(・・?…あぁっ

そう、スペイン語式ローマ字では書けない日本語の音には、上の1.~4.以外に、

5.≪う≫や≪ー≫などを使って表される長母音…

というのがあるのです。そして、勘のいい人(?)が途中で気づいたように(??)、

6.ローマ字では同じ子音を2つ重ねて表す促音、平仮名やカタカナの小さい≪っ≫で書く音…じゃなくて…無音のインターバル? これもスペイン語にはない。

そのあたり、次回もう少し詳しく書きたいと思います。

ところで、スペイン語にない音を日本語式ローマ字(?)で補って書いたヒント2の言葉(まだ途中ですが)、それぞれ、スペイン語のネイティブが読んだらどうなるか?

(*)追記: 次の記事を書いてる途中で、必ずしもそうではなかったのに気づきました。失礼しました。_(._.)_

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