1-12. スペイン語の「あいうえお」 その8

スペイン語の「あいうえお」では書けない、つまりスペイン語にはない音の説明を、もう少し。

前回、そういう音を日本語のローマ字で代用して、途中まで書いてみたヒント2の単語集(記事1-10. スペイン語の「あいうえお」表と補足)。それぞれ、スペイン語にはない音の綴り(赤字)、又スペイン語のネイティブがその綴りを読むとどうなるか?(青字)を、ひとつづつ書いて行ってみる。(前の記事項目番号を緑で入れますので、記事を開いて参照しながら読んで下さい。)

病院→byoin:
拗音≪びょ≫はスペイン語にはなく(4.)、この場合≪y≫を母音[i]として発音してしまう可能性大。そしてスペイン語には長音(ひらがなで「びょういん」と書いた時の「う」)という概念がない(5.)ので、「ビオイン」のような感じになる。
※「びょ」その他、スペイン語にはない拗音の発音は、こっちが説明すると、真似してすぐにできる人と、中々できない人がいる。これは日本人の中でも、例えば巻き舌の≪rr≫の発音がすぐできる人と、中々できない人がいるのと同じです。

美容院→biyoin:
≪よ≫はスペイン語にはない(3.)。そしてこの場合≪y≫が母音に挟まれているので、スペイン語のネイティブがこの綴りを見ると≪y≫を子音と取るでしょう。ここでも長音はない(5.)ので、これは「ビジョイン」…当らずとも遠からず?…(・・?

京都→Kyoto(又は Kioto)及び東京→Tokyo(又は Tokio):
拗音≪きょ≫はスペイン語にない(4.)…が、京都や東京は有名な地名で外国人も知ってる事が多い。この場合、固有名詞として日本語のローマ字をそのまま使うと≪Kyoto≫≪Tokyo≫になり、スペイン語の慣用的表記(?)を使うと≪Kioto≫≪Tokio≫になる。そして又しても長音「う」がない(5.)ので、発音は「キオト」「トキオ」。

特許→tokkyo…(・・?…:
撥音便の≪っ≫はスペイン語にない(6.)。そしてこれをスペイン語のネイティブが読むと…≪k≫が2つ重なった部分、太字にした最初の≪k≫は子音だけの発音として捉えるので[](このブログの表記ルール参照)となり、「キオ」(※スペイン語は日本語に比べると子音だけの発音が多い。)

…さあ、ここらでいよいよ、音節アクセントという考え方が必要になって来ました。これも、どの教科書でも大体最初の方に説明されてますが、原則的な大ルールをふたつ挙げると、

1.母音ひとつにつき、音節がひとつある。

2.2音節以上から成る普通の単語の中では、最後から2番目の音節にアクセントが来る。

というものです。但し1.には、2重母音、3重母音といった例外があり、そして2.には「普通でない」単語というのもある訳で…更にここで言うアクセントは発音上の自然なアクセントの事で、アクセント記号の事ではない。スペイン語のアクセント記号は、2.のルールを外れたものに付ける、のです。(ここで「普通の」単語、「普通でない」単語というのはどういうのか、その意味は今後定義して行きます。)

ここで、この前から言おうと思っていた大事な事をひとつ:

スペイン語の勉強は声を出しながら、という事です。教科書を読む時、自分で書いて練習する時、目で追うだけでなく、必ず音読する習慣をつけて下さい。声に出して読む事によって、その音の刺激が耳から入る。目で読むだけだと脳への刺激は1ルート1回だけ。でもそれを発音する、そしてその音を耳で聞くという2つのステップが加わる事によって、刺激のルートと回数も3つになる。1回だけより3回の方が忘れにくいだけでなく、スペイン語脳を目、口、そして耳の3つのルートから目覚めさせ、開発して行く事ができる筈です。

今は未だ、アルファベットの字、音節、そして幾つかの単語しか出て来てませんが、今後動詞の活用などを覚える時にも、音読は非常に重要なポイントなので、今から必ず実践して下さい。又書く時にも、音節毎に発音しながら書くと有効です。

で例えば、さっきの「キオト」「トキオ」「トキオ」を、自分なりに声に出して読んでみて下さい。それぞれ音節は幾つあるか? そして自然にイントネーションが高くなる部分、つまりアクセントは、そのどの音節にあるでしょう?

以下残りの単語も、上と同様にネイティブの発音?を付記しておくので、それぞれ音読して、音節とアクセントについて考えてみて下さい。

九州→Kyushu→「キウス」
鳥取→Tottori→「トトリ」…(・・?
じゃんけん→yanquen(又は llanquen)→「ジャンケン」…あれ? これはスペイン語でも発音できるではないか…(・・;
夕焼け→yuyaque→「ジュジャケ」
座布団→zabuton→「サブトン」([θabuton])
雑巾→zoquin→「ソキン」([θkin])
百円→hyacuen(又は hyakuyen)→「イアクエン」又は「イアクジェン」(*)
脚立→kyatatsu→「キアタス」…(・・?
旅行→ryoco→「リオコ」
活発→cappatsu→「カス」…(・・?
健康→quenco→「ケンコ」…むむ、これもスペイン語でほぼ発音できるし
結構→quecco…→「ケコ」
牛丼→gyudon→「ギウドン」
柔道→yudo(又は lludo)→「ジュド」…あ、これも…ちょっと寸足らず(?)だけれど
学校→gacco→「ガコ」
括弧、格好→cacco→「カコ」

…え~、書きながら、前の記事の間違いに自分で気づいてしまった(…紫で注意書きを入れた単語は、スペイン語式ローマ字でほぼ表記できる言葉だった…)ので、これから前の記事に追記を書きに行かねば…
そして (・・? や(*)、その他注、そしてヒント2の残りの単語については、今暫くお待ちをば…_(._.)_

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