1-15. おお、おー、おう…

前回、日本語で母音や子音が重なる単語を考えてみたら、つい熱中してしまい、次から次へと単語が増えて行ってしまったのですが、ふと気が付いてみると、今回それを全部解説(?)しなくてはいけない?…(・・;)

とりあえずローマ字表記を並べてみます。スペイン語式にすると「か行」「が行」の子音部(?)に≪qu≫≪gu≫が入って来て、母音の≪u≫と区別しにくいので、今回は日本語式のローマ字です。但し「にゃ行」は折角だから、スペイン語の≪ñ≫を使いませう。ではイザ…

大阪:Oosaka
括弧:kakko
学校:gakkoo
入学:ñuugaku
入梅:ñuubai
喫茶店:kissaten
調子:choosi
人口:jincoo
空洞:kuudoo
乱暴:ranboo
中間試験:chuukansiken
楽器:gakki
傲慢:gooman
発見:hakken
大陸:tairiku
気合:kiai
試合:siai
合気道:aikidoo
姪:mei
甥、オイ:oi
愛:ai
杭:くい)kui
得意:tokui
不意:fui
不意打ち:fuiuchi
不得手:fuete
家:ie
居合い:iai
歩合:buai
遺影:iei
大入り:ooiri
会員:kaiin
誤飲:goin
具合:guai

≪ん≫、つまり平仮名やカタカナで書いた時に2文字で1音節となる所は、緑で書いてあります。そして青字は母音が2つ赤字は子音が2つ、更にトルコ・ブルーは母音が3つ!重なっている部分。思えばこの「母音が3つ」っていうのが思ったよりドンドン出て来たので、つい熱中してしまったのだった…(・・ゞ

この他、盛り上がる(moriagaru)、繰上げ(kuriage)、据え置き(sueoki)、食えない(kuenai)…な~んてのも思いついたのだけど、とりあえず置いておきます。

で先ず、日本語で1文字=1音節とならない場合ですが、既に出て来た

1.≪ん≫:他の文字と2文字で1音節になる場合の他に、

2、拗音:≪きゃ≫≪きゅ≫≪きょ≫など、やはり仮名2文字で1音節となる場合、そして、

3.撥音:≪こっち≫≪だって≫のように、仮名3文字で2音節になる場合がある。

大原則は母音1つにつき音節が1つ
そして3.は、スペイン語の音節分けのルール、「子音が2つ重なる時は、「前の子音は前の音節に、後の子音は後の音節に付ける」を適用すると、≪koc-chi≫≪dat-te≫という分け方になる。

でもまあ、その子音が前に付こうが後に付こうが、アクセントには大して重要でない。何故ならアクセントというのは母音に付くもので…

…問題は母音が2つ以上重なる時に音節をどう分けるか、或いはそもそも、音節を分ける必要があるのだろうか? という事です。

上の単語のローマ字化のプロセスで気が付いたように(多分!?)、例えば大阪は Oo-sa-ka なのか? O-o-sa-ka なのか? それとも O-sa-ka なのか? という事です。(前回と同じく、ハイフンで音節を分けてます。)

…大阪を平仮名で書くと、普通「おおさか」。でも発音は[O-sa-ka]?
…という事は「おお」の2文字で1音節?…(・・?

この[o]を伸ばす音、単語によって「う」で書いたり(王子→おうじ)、カタカナの場合は「ー」で書いたり(トータル)、そして時には「おぉ」などと書く事もある、所謂長音ですが、日本人はこれを、無意識の裡に「音節ひとつ」と捉えている気がする。何故なら「プリンター」を「プリンタ」、「パーティー」を「パーティ」というように、特に単語の最後の「ー」が省略されちゃってるのをよく見るからです。

で前に「スペイン語には日本語の長音(長母音)に当るものがないので、例えばスペイン人にオーサカと発音させるには Oosaka と母音を2つ書かなくてはいけない」という意味の事を書きましたが、実際には、スペイン語のネイティブが、母音がひとつしかなくても伸ばし気味に発音する母音というのがある。それは簡単に言うと、アクセントのある音節の母音。

そして、スペイン語を「一歩一歩勉強する」などという時の一歩一歩、≪paso a paso≫の≪paso≫などは、「パッソ」というような感じで、スペイン語にはない筈の撥音便みたいな感じに発音する。

同じ母音が前後の文字(音)やアクセントによって微妙に音の出し方が変わる訳で、これは日本語でも、例えば「す」は全て[su]と思われてますが、実際には「ます」「です」など文の最後に来る時には母音が非常に弱くなり[s]だけの発音に近くなったりする。普段は意識してないので分かりませんが、逆に[u]の母音を強調して「ま」「で」と言ってみると、不自然に感じる筈です。

英語ほど沢山の種類の母音がなく、「あいうえお」又は「aeiou」の5つだけと思われてる日本語やスペイン語でも、実は微妙な音の変化があるという事です。そしてその理由は多分音声学的なもので、前後の音やアクセントの位置によって、自然にそうなるのです。

でスペイン語の場合、このアクセントが、普通の単語では「後から2番目の音節」に来るというのがひとつの原則なのですが、ここで言う「普通の単語」というのはどういうのか、それはちょっと置いといて…

大阪という地名を外国人に言わせると、「オーカ」のように、≪サ≫にアセントを付けて発音するのを聞いた事ないですか?
或いは英語で自己紹介をしようとしたら、なんとなく「タナーカ」だとか、「モリト」だとか、言いたくならない?

つまりスペイン語に限らず、最後から2番目の音節にアクセントが来るのが普通な言語って、結構あるんじゃないかと思うのですね。

でも日本人は普通「オーカ」とは言わない。どっちかと言うと「オーサ」みたいな感じ? それとも「オーサカ」?…(・・?

話を戻して、スペイン語のネイティブが、例えば≪Osaka≫と書いてあるのを見ると、普通[O-sa-ka]と≪sa≫の所を強く、そして母音を伸ばし気味に発音する筈、つまりオサーカになってしまうのです。

それを日本人のように(?)発音させるには、どう書くか?
…例えば≪Ósaka≫とか…??

という訳で、アクセント記号の初登場ですが、音節の話は終りませんでした。(・・;) 
でもここらで「アクセント」のスペイン語、覚えませう。acento (アセント)です。太字の音節にアセント、があります。 …≪-つづく-≫ 

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