2-15. Adiós, buenos días 「さようなら、でも、こんにちは?」

誰でもスペイン語を習い始める最初の頃に覚えるスペイン語の挨拶。
午前中の「こんにちは」= Buenos días 、午後の「こんにちは」= Buenas tardes …
そして「こんばんは」= Buenas noches …

で Buenos días はお昼ごろまで、或いは昼ごはんを食べる前なら使えて、Buenas tardes は昼ご飯から晩ご飯までの間? 或いは Hola は時間に関係なく使えるとか、そういうのはまあ教科書やガイドブックなどにも出てくるかと思うので…(出てこないかも知れないけど!?)ここでは別の話。

日本語の「こんにちは」や「こんばんは」は多分、今日は○○…という文の最初を取ったもの? 
(田舎では「お晩です」などと挨拶するところがあるようですが、あれって昼間はどう言うんでしょうかね??)
一方スペイン語の Buenos días や Buenas tardes は「良き日」「いい午後」という意味なので、今日がいい日になるように願って言った言葉が、やはり省略されてできたもの?

つまり挨拶のようなものは、言ってみれば便宜的に同じ用途に使われる言葉を当て嵌めて訳しているので、言葉本来の意味が同じ訳じゃないですよね?

だから Buenos días や Buenas tardes をいつも「こんにちは」と訳す訳にはいかない、という話です。

Buenos días が相手に対して「その日がいい日であるように」願う言葉であるというのは、例えばスペイン人の挨拶の中に " ¡ Que pase un buen día ! " (いい1日を過ごされん事を!)というようなのがある事からも想像がつくのだけれど、それが本来の意味だとすると、何も会った時最初に言う言葉とは限らない! のです。

実際スペイン人の会話を聞いてると、別れ際に Buenos días, Buenas tardes などというケースがかなりある。標題のように Adiós, buenos días なんて言う事もしばしば…
でもこれは、「さようなら、(でも)こんにちは」などと言ってる訳ではなく、敢えて訳すなら、「さようなら、いい日を!」みたいな感じ?

Buenos días や Buenas tardes は、言ってみれば「こんにちは」にも「さようなら」にもなる、会った時にも別れる時にも使える言葉。
会った時に、その時間に関係なく使えるのは、ちょっとくだけてはいるけど Hola、そして別れる時に最も普遍的に使えるのは Hasta luego という事になるでしょうか?

Hola よりは多少改まった感じで会った時に使える表現としては Qué hay なんてのもあり…

こうして考えてみると、スペイン語の挨拶ってバリエーションがとても豊富!
単数で Buen día とシンプルに(?)言う事もあれば、Buenos días や Buenas tardes に「とても」という意味の Muy を付けて Muy buenos días, Muy buenas tardes と言ったりもするし、後者の tardes を省略して単に Muy buenas と言ったりする事もある。
でも何故か Muy buenos とは余り言わないので、ご注意を…
 
Hasta luego は次に会うのがいつになるか分からない時に使える、便利な別れの言葉ですが、分かってる時は Hasta mañana を初めとして Hasta la semana que viene と言ったり、Hasta dentro de unos días などと言う事もできる。
ちょっと長いお別れになる時など Hasta siempre というような言い方をする事もある。

そして夜別れる時の「おやすみなさい」は…やっぱり Buenas noches、或いは Hasta mañana でしょう。オヤスミナサイ、アシタマデ。(2006年8月)

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