3-5. 名詞と冠詞

ところで二つ前の記事、『3-2. 「好き」と「好く」』で、「私は○○が好き」の例文の主語「○○」を「スペイン」にしたのは実は理由があります。

その理由とは、スペイン=España というのは国の名前、つまり固有名詞なので、冠詞を付けなくても良かったから…(同じく国の名前で固有名詞の「日本」には El Japón という風に冠詞が付いちゃったりもするのですが…)。

要は逆に、普通名詞だったら先ず、大抵の場合に冠詞を付けなくてはいけない。その説明が結構厄介なので、説明しなくてもいい言葉を選んだという事。…(・・ゞ

何故厄介か? …と言うと、定冠詞は特定のもの、不定冠詞は不特定のもの…なんて言われても、そもそも、特定、不特定って何よ? って思いません?

冠詞を付けるか付けないか、定冠詞にするか不定冠詞にするか、というのは、スペイン語をかなりやった後でも迷う事がある。そして迷った末にネイティブに相談しても、時には絶対的な答が返って来ない事も…

…それ位微妙なニュアンスなら、間違ってもいいんでは?
冠詞を付けようが付けまいが、或いは定冠詞だろうが不定冠詞だろうが、はっきり言って、どっちでもいいんでは?? …ブツブツ…

…と思ったあなた。はい、間違えても大した影響のない場合、そしてネイティブだって迷うような、つまりどっちでもいいような(?)場合もあります。

でもたとえば日本語で…「空は青い」と「空が青い」では、「空」のニュアンスがちょっと違ってませんか? 

冠詞を付けるかどうか、或いは定冠詞にするか不定冠詞にするかの違いって、そんな感じだと思うのですね。
そして、日本語には冠詞はないけれど、その働きを一部(具体的には単文における主語の場合)、助詞の「は」と「が」の使い分けで代用してる所があるような、そんな気がする事がある。

上のふたつの例がどう違うのか、そして「は」と「が」をどう使い分けるのか、日本語のネイティブでも説明が難しいでしょう?
でも日本人なら自然に使い分けている…そんなもんだと思うのです。

…で「空は青い」と「空が青い」では、どっちの「空」が定冠詞、つまり特定の空で、どっちの「空」が不定冠詞の付く、或いは冠詞が付いてない不特定の空??? (冠詞が付いてない時というのは、どっちかというと不定冠詞の感じなのです。}

どっちの「空」が "el cielo" で、どっちの「空」が "un cielo" ですかね…(・・?
(※ "cielo" は男性名詞の単数形で、"el" と "un" はそれに付く、それぞれ定冠詞と不定冠詞。) 

多分答は分かれる…かもしれませんが、ちょっと考えてみて下さい。

※ 多分多くの方が、スペイン語で最初につっかえるのが名詞や形容詞の性数一致、そして挫折しそうになるのが動詞の活用、更に最後まで分かりにくいのが冠詞の使い分け

でも手始めに、新しい単語が出て来てそれが名詞だったら、必ず辞書でその「性」を確認して、それが男性名詞だったら "el"、女性名詞の場合は "la" という定冠詞を付けて、例えば "el mapa" "la mano" というように冠詞とセットで発音して覚える習慣をつけるといいかもしれません。
(※ 勿論これは不定冠詞とセットにしてもいい訳で、その場合は "un mapa" と "una mano" になります。)

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